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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり【映画】(アンディ・ムスキエティ監督)

投稿日:2020年5月18日 更新日:

正統派続編ちょっと長い

微妙なフラッシュバック

それなりには面白い

おススメ度:★★★☆☆

個人的にはマクドナルドのアレ、ジョーカーと並んで、3大ピエロとしてペニーワイズを認識している。

前作のあらすじはこんな感じ。

(あらすじ)1980年代アメリカ・デリー。主人公ビルの弟ジョージが、ある雨の日、ビルの造った紙の船を追って排水溝にたどり着く。そこで見たものは、暗闇潜むピエロ(IT)であった。そして行方不明になるジョージ。同時に町では失踪事件が相次いでいた。ビルは、弟の行方を追って、仲間たちとITの正体に迫っていくのだが……。

と、いうことで、いったん「It」を倒すのだが、それは退治したという意味ではなかった。

(今回のあらすじ)
すでに大人となり、それぞれの道を歩んでいたルーザーズの面々だが、メイン州デリーで再び行方不明事件が発生すると、マイクは他のメンバーを故郷に呼び戻す。過去のトラウマを引きずりながらも、一人一人が心の奥底に抱いている恐怖を克服しなければならない。

前回も触れているが、原著では過去と現在が行き来して、謎の悪魔ペニーワイズをやっつけるというお話。アメリカのキッズたちの友情、そして、大人になった「ルーザーズ」(落ちこぼれたち)が再び、ペニーワイズに対峙する。

最初大人になったキャラクターが誰だったか思い出すのに苦労したが、それぞれのエピソードで補ってくれるので、そんなに致命的ではない。単体でもギリいけるか? という程度。

大人になった彼らは少年期の可愛さが消え、それぞれのトラウマを抱えている。ピエロに直接的に対決するというよりは少年時代のいざござにケリをつけようとするように見える。それぞれのシーンにペニーワイズが現れて邪魔してくるのもお約束。

思った以上に静かな映画で、スプラッターな描写は少ないが、要所要所でペニーワイズの七変化が見られて面白い。しかし、前作を見ていることはもちろん、ある程度スティーブンキング作品に触れていないと、真に意味の分からない場面も多い。

ピエロ=ペニーワイズの本質は恐怖感なので、普通の殺人鬼のように殺しまくったりしない。ある意味上品なホラーと言える。

ここから後編を見て良かったかと言われると微妙な気分だ。なまじ前作の完成度が高かったので、別に完結編としてみる意味はあまりない様な気もする。

最終形態は小説で知っていたが、やはりアレか。まあ、それはそれでいいんじゃないかな。事前に思っていた以上に上品なホラー映画。時々ユーモアを混ぜてくる作風は好きだ。

と、いうわけで、前作を気に入っている方ならそれなりに楽しめる一作。しかし、そろそろホラー小説も読まないとな。

(きらら)


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