「 ノンフィクション 」 一覧
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「死」とは何か(シェリー・ケーガン、柴田裕之[訳]/文響社)
「死の本質」について哲学的に考える 「死」を考えることで「生」が浮かびあがる 「自殺」の合理性と道徳性について おススメ度:特になし 【はじめに注意喚起】 まず注意として述べておきますと、この日本語版 …
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1977年に出版された「敗れた者」たちのノンフィクション 書かれた時代は古い、しかし、驚くほど現代の問題に直結している 読み物として単純に面白い。久しぶりにそう思った おススメ度:★★★★★ 私は沢木 …
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「樹海」とは、すなわち青木ヶ原樹海のこと 樹海の観光案内的な 樹海に眠る死体(自殺遺体)の探索的な おススメ度:★★☆☆☆ 【はじめに】 本書は、富士山の裾野にひろがる青木ヶ原樹海の軽い観光案内である …
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世界侵略という名の明るい社会派ドキュメント 楽しく観られるが耳が痛い いつものマイケル・ムーアの作風 おススメ度:★★★★☆ マイケル・ムーア監督と言えば、最新作「華氏119」が最近公開された。どうい …
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ファーブル昆虫記の訳者によるエッセイ 上品な読み物。旅行記やファーブルの生涯の描写も多い タイトルの正確な表記は画像参照 おススメ度:★★★☆☆ また何でこの本を読もうと思ったかは簡単で、そのインパク …
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地下鉄サリン事件の被害者のインタービュー集 多くのどこにでもいる人を襲う奇禍 村上春樹っぽさは随所に感じる おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 今年、平成30年はご存知の通りオウム真理教の教祖であっ …
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自殺の歴史(ロミ、土屋和之[訳]/国書刊行会)~読書メモ(017)
読書メモ(17) 古今東西自殺のエピソード あまりこわくはない おススメ度:★★★☆☆ 【本書について】 図書館で借りてきて、ちまちまと読みすすめていった本。読む前は、それほど怖い本ではないだろうなと …
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人生を変えるアニメ(河出書房新社〔編〕/河出書房新社)~読書メモ(016)
読書メモ(16) 中学生以上の人に向けて、著名人がアニメをお薦めするという内容 基本的に、無難な選定 おススメ度:★★★☆☆ 【おわびと訂正】 はじめにおわびから。以前の記事で、『君の名は。』の主役の …
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1998年フランスワールドカップに関わった人たちのインタビュー 現在日本のサッカー(選手)への提言 Jリーグなどについても おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 先日襲来した台風21号は、25年ぶりの …
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最近読んだ本などについて(2018年08月)~読書メモ(015)
読書メモ(15) テクノロジーから歴史書関係の対談本まで 暇つぶし用に読んだもの おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 八月下旬から九月上旬にかけては、いつもなんやかんやとあって、ややこしい本やホラー …
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読書メモ(12) 原民喜の「死と愛と孤独の肖像」 様々な「死」に囲繞された人生 おススメ度:★★★★☆ 原民喜は1905年生まれということで、私の曾祖母と同年生まれ(ちなみに曾祖母は10年前に他界)な …
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実際に起こった怪奇現象を科学的に分析 短いコラム風で非常に読みやすい 笑えるものから、ちょっと考えさせらるものまで おススメ度:★★★★☆ 実際に起こった怪奇現象や伝説の正体を、真面目に追及するという …
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書店のディスプレイは編集力の見せ所? 「千夜千冊」の再編集? 本と自動車産業の未来を横断的に語りたい(無理) おススメ度:★★★☆☆ 4年に一度おこなわれるものとはなんでしょか、と訊いたとしたらおそら …
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「人口減少日本」で起きること 前著の二番煎じでないわけではないが 高齢の方向けの本になっている おススメ度:★★★☆☆ 本書は、昨年度ベストセラーになったとされる『未来の年表』の続編。去年それを読んだ …
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声優(森川智之/岩波新書)~読書メモ(010)※長編のため本編記事として
読書メモ(10) 「声の職人」が伝える声優の極意 著者本人の経歴を綴る おススメ度:★★★☆☆ 本書の著者である森川智之は、現役の声優であるとともに、個人事務所社長として声優のマネジメントや声優志望者 …
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失われゆく自然と虫たち 虫探索のために全国を飛び回る著者の熱意 少しは虫が好きになるかも おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 先日、図書館から『目からウロコの自然観察』(唐沢孝一/中公新書(Ama) …