「 ホラー 」 一覧
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趣の違うホラー短編を5つ収録 ワンシチュエーション物からちょっとした感動物語まで 「状況」だけで「意味」が弱い気がする おススメ度:★★★☆☆ 新年、一発目の通常更新は、前年に「平面いぬ。」で紹介した …
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グリーン・マイル(4)~(6)(スティーヴン・キング/新潮文庫) ~簡単なあらすじ、前半ネタバレなし、後半ネタバレ感想
2017/12/31 -★★★☆☆
きうら, スティーヴン・キング, ホラー神への挑戦状か、捻くれた人間賛歌か? 残酷な視点で描かれる悲劇的展開 キングらしさは十分味わえる おススメ度:★★★☆☆ 本文に入る前に、まずは、お礼を述べたい。この一年、このサイトを訪れて頂いた全て …
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グリーン・マイル(1)~(3)(スティーヴン・キング/新潮文庫)
2017/12/23 -★★★☆☆
きうら, スティーヴン・キング, ホラーある不思議な黒人死刑囚と看守たちとの物語 残酷でグロテスク、そしてどことなく不穏 前半では「何を意味するか」は語られない おススメ度:★★★☆☆ この「グリーン・マイル」は、私のような40代には忘れら …
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夜までに帰宅(二宮敦人/角川ホラー文庫)~あらすじと感想、中程度のネタバレ
やや近未来の高校生たちが遭遇する「夜」の恐怖 興味深い設定だが、詰めが甘い気がする 読みやすい&ラストがなかなか おススメ度:★★★☆☆ (あらすじ)少し先の未来、第3次オイルショックがきっかけで夜間 …
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近代日本史上最大の獣害を題材にとった小説(ノンフィクションではありません)。 北海道の厳しい自然にひそむ恐怖。 無残に殺され、かつ食われる人間たち。 おススメ度:★★★★☆ 日本列島に棲息する〔野生の …
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人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1) (江戸川乱歩/角川ホラー文庫)
乱歩入門に最適な怪奇短編集 ありそうでない、古そうで古くない 有体に言えば乱歩はすごく有能な変態 おススメ度:★★★★☆ 全然関係ない話から始めてしまうのだが、江戸川乱歩は私の同郷の文人である。同郷と …
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クトゥルー神話の傑作長編 クトゥルー復活の陰謀に巻き込まれた一組の夫婦 ラヴクラフト作品へのオマージュ おススメ度:★★★★☆ 先日取り上げた『クトゥルー(2)――永劫の探究』では、ダーレスによる人間 …
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災害ボランティアに向かう若者の怪奇な短編 書下ろしの「ウスサマ明王」は中々変わった内容 前者は不条理系ホラー、後者はバトルもの おススメ度:★★★☆☆ 「サンマイ崩れ」というタイトルはとても秀逸だと思 …
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記憶を一部欠落した女性。 迷い込んだ異空間で起こるおそろしい出来事。 ミステリーの要素もあります。 おススメ度:★★★☆☆ 以前旧サイトの、「勝手に新刊予想」というコーナーにて紹介された本を読んでみま …
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無惨百物語 みちづれ (黒木 あるじ/角川ホラー文庫) ~感想と紹介、軽いネタバレ
伝聞調のショートショート現代怪談集 類似作品に比べ文章・落ち共に秀逸 ちょっと怪談を読みたいときに最適 おススメ度:★★★☆☆ 現代の怪談を著者が蒐集したという内容で書かれているいわゆる「私の知ってい …
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ダーク・タワー1 ガンスリンガー (スティーブン・キング(著), 風間賢二 (著)/新潮文庫)~あらましと感想
2017/11/09 -★★★☆☆
スティーブン・キング, ファンタジー, ホラー, 風間賢二西部劇風のロードムービー風娯楽小説 ファンタジー要素が多数 キング作品の根幹となるシリーズ おススメ度:★★★☆☆ キング作品ではおなじみの長い前書きで書かれているが、この作品はJ.R.R.トールキン …
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クトゥルー復活を阻止する博士と、五人の若者。 だいたい似たような話。 軽くネタバレしてます。 おススメ度:★★★☆☆ 青心社の「暗黒神話体系シリーズ(クトゥルー神話)」の第二巻です。一巻はラヴクラフト …
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魔の聖域 (楢山芙二夫/角川ホラー文庫)~あらましと感想 、ややネタバレ
映画のスタントマンの事故死にまつわる怪異 イマイチ、何のホラーなのか分からない 昭和映画界の裏側描写は面白い おススメ度:★★☆☆☆ 「魔の聖域」と、抽象的なタイトルがついているが、内容は上記のような …
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ミスト(「闇の展覧会」より)(スティーブン・キング/ハヤカワ文庫NV)~小説版と映画版ごちゃまぜネタバレ感想
2017/10/31 -★★★☆☆
きうら, スティーブン・キング, ホラー, 映画映画版は少々チープなCGながら良くできたパニック物 小説版もほぼ同じ内容。映画版とプロットは同じ。 賛否の分かれるラストは? これはどちらを取るかは難しい。 おススメ度:★★★☆☆ 余りにも有名なステ …
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黒猫・黄金虫 (エドガー・アラン・ポー/新潮文庫)~概要と感想
クラシカルなホラー・幻想譚・探偵小説 名前だけ知っていて読んでいない系作家の一人 後世への影響力を垣間見る短編5つ おススメ度:★★★☆☆ 前日の記事が「乱歩と正史」というのは、全くの偶然だが、江戸川 …
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鍵-自選短編集(筒井康隆/角川ホラー文庫)~概要と感想、軽いネタバレ
不条理を感じるSF要素もある現代(少し古いが)ホラー 筒井康隆ならではのアイロニー 正解を知っていて敢えて外すというテクニックはさすが おススメ度:★★★★☆ 筒井康隆と言えば、知らない人はいないベテ …
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深海のYrr〈上〉(フランク・シェッツィング(著)、北川和代(訳)/ハヤカワ文庫)~概略と軽いネタバレ感想
世界の海で起こる異常事態を描くSF海洋ディザスター系 謎のゴカイ、人を襲うクジラなど「海」が人を襲う 3分冊の第1冊目なので、全体のプロローグに過ぎない内容 おススメ度:★★★☆☆ 結構前に上巻と中巻 …
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急いで喉を裂け~駕籠真太郎ホラーエクスタシー短編集(駕籠真太郎/Kindle版) ~紹介と感想、一部ネタバレ
時事ネタ+猟奇的描写のコミック 題材はファンタジーから風刺まで様々 現代版「カストリ雑誌」的漫画? おススメ度:★★☆☆☆ 久しぶりにホラー的な漫画を読んでみた。理由は簡単で、Kindle Unlim …
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高熱隧道 (吉村昭/新潮文庫)~感想とあらまし、軽いネタバレ
黒部峡谷第三発電所建設工事の生々しい記録 トンネル技師の立場から描かれるトンネル掘削の難工事 蟹工船にも通じるある種のプロレタリア的ホラー おススメ度:★★★★★ 随分前に紹介した小林多喜二「蟹工船」 …
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壁(栗本薫/ハルキ・ホラー文庫)~あらすじと感想 、軽いネタばれ
とあるマンションに引っ越してきた若夫婦の受難 ド直球オカルトかつモダンホラー的 流石栗本薫というべきか、やはり栗本薫というべきか おススメ度:★★★☆☆ 前回のグインサーガ概論で触れたが、本作も後期・ …