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入門 現代物理学 素粒子から宇宙までの不思議に挑む (中公新書)
タイトルを見てガクッと来ましたね? 物理学の外観をわかりやすく解説 が、高速解説過ぎて「なるほど分からん」状態 おススメ度に:★★★☆☆ 本ブログの読者の方には興味がないと思うのだが、殺伐としたホラー …
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『動物奇譚集』(ディーノ・ブッツァーティ、長野徹〔訳〕/東宣出版)~「読書メモ(72)」
「読書メモ072」 動物を描いて人間のことをあぶり出す。 ユーモアやアイロニーや少しブラックなところもあります。 オススメ度:★★★★☆ 【作者について】 現代(20世紀)イタリアを代表する作家の一人 …
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殺人依存症(櫛木理宇/幻冬舎文庫) ~ 話の要約とネタバレあり、閲覧注意
タイトル通り、閲覧注意 残虐で不条理な物語 後味は最悪だ おススメ度:★★☆☆☆ 最初にこんなことを書くのもどうかと思うが、本書を読むのはやめた方がいい。ただ残虐でグロテスク、実在の事件をネタにするな …
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映画にTV、たわわの漫画など 程度と覚悟の問題である 善人の狂人だけで作品世界は構成されていない おススメ度:特になし 作品名は挙げませんが、最近この手の話題をちょくちょく見かけます。私の中での基準は …
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『食虫植物』(福島健児、岩波科学ライブラリー)~「読書メモ(71)」
「読書メモ071」 「進化の迷宮をゆく」 そのうち植物園に行きますっ! オススメ度:★★★☆☆ 【はじめに~近況など】 アニメの平家物語が3月に終わりなんか物寂しい(?)ので、4月から大河ドラマを見始 …
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私(きうら)的セレクト 幾つかは詳細なあらすじ付き いつかクリアなオリジナル版を観たい おススメ度:★★★★★(総合) 私にとって「まんが日本昔ばなし」は特別なアニメだった。それこそ物心ついた時から成 …
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『フォンターネ』(パオロ・コニェッティ、関口英子〔訳〕/新潮クレストブックス)~「読書メモ(70)」
「読書メモ070」 「山小屋の生活」 山には人の歴史あり オススメ度:★★★☆☆ 【本書について】 著者のパオロ・コニェッティは、現代イタリアの作家です。本書『フォンターネ』(2013年)は、代表作の …
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魔女の輪郭を描く不穏なオカルト映画 1630年ニューイングランドが舞台 話は余り深く無い おススメ度:★★☆☆☆ 「悪魔の辞典」を読んでいて、その関係で魔女狩りについて調べていたら、タイトルがそのまん …
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2022/04/13 -コラム, 特になし
ディープインパクト(競走馬), 成城比丘太郎, 競馬「コラム064」 血統に詳しくない者の戯言。 皐月賞展望。 オススメ度:特になし。 【近況】 春のクラシックが桜花賞ではじまりましたー。いよいよ本格的な春競馬(初夏競馬?)の幕開けです。週末の阪神競馬 …
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看守の流儀(城山真一/宝島社) 〜ネタバレありなので本文は読まないことをおススメ
タイトル通り看守の世界を描く サスペンス・ミステリ・人情劇 自分の知らない世界は興味深い おススメ度:★★★★☆ 最近紹介した生活保護がテーマの「悪い夏」と同じく、近くて遠い世界である刑務所を舞台にし …
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『手招く美女』(オリヴァー・オニオンズ/南條竹則、高沢治、舘野浩美・訳/国書刊行会)~「読書メモ(69)」
「読書メモ(69)」 心理的な恐怖。 何かの存在と感応する人たち。 オススメ度:★★★★☆ 【本書について】 オリヴァー・オニオンズは、1873年生まれのイギリスの作家です。色んなジャンルの作品を書い …
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蝶のいた庭 (ドット・ハチソン/創元推理文庫) ~早い段階で完全なネタバレあり注意
映像化できない変態行為を描いた小説 直接的な残酷描写はむしろ少ない 読みやすいがオチが弱い おススメ度:★★★☆☆ 想像を絶する富豪がその財力を駆使し、自らの庭<ガーデン>に若い女性を拉致して集めハー …
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人はなぜコンビニでゆでたまごを買うのか スーパーで1個23円の卵を75円の3倍の値段で販売 まあ聞いてくれコンビニエンスの神髄だ おススメ度:★★★☆☆ 2022年4月1日現在、Lサイズの鶏卵は10個 …
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「アニメ無駄話(4)」 ANIME JAPAN。 冬アニメ感想を少しと、春競馬を少し。 オススメ度:特になし 【登場人物】 A:MC。 B:アニメ見初めてから1年経ちます。 C:Bさんの同僚。極度の人 …
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野田知佑さんへ、短い追悼(2022年3月30日)※4/24一部修正追加
カヌーイスト・作家の野田知佑さんの著書を私はアイキャッチに使用した著書以外ほとんど読んでいない。それでも衝撃的だったのは椎名誠氏の盟友として著書で何度も読んで知っていたからだ。 人間の記憶は死んだ瞬間 …
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「コラム063」 春アニソン。 春によく聴いていたアニソン。 オススメ度:★★★★★ 【はじめに】 近況です。もうすぐ4月というところへ、この3月下旬は寒い日が続きました。雪が降ったところもあるようで …
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三本枝のかみそり狐(まんが日本昔ばなしより)~話の全容(ネタバレ)と感想
これほどまでに痛みを感じさせることができるとは 狐に化かされるという笑い話でこの戦慄感 キャラクターデザインが尖りすぎている おススメ度:★★★★☆ はじめに これまで「まんが日本昔ばなし」のホラー要 …
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はじめの一歩(134) (森川ジョージ/講談社コミックス) ~ネタバレあり(という文句が意味を持つかどうかは別として)
脇役に次ぐ脇役が登場 もはや外伝を読んでいるような気分 さすがに引っ張りすぎだ おススメ度:★★☆☆☆ どれくらいの人が興味があるのか分からないが、本作のあらすじ(ネタバレあり)は以下の通り。 引退し …
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「コラム062」 読書家あるある。 というより、読書中毒者あるある。 オススメ度:特になし 【私の読書人生に影響を与えた本】 一度は聞かれたことのある質問は、「人生の中で、一番おもしろかった本は?」の …
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地震は常に感じている。(再掲・南海トラフ地震(山岡耕春/岩波新書)
地震は生活の一部だった 回避できない不幸と共に 生きている事ができれば 私は幸運にも過去、大地震の震源では生活していなかった。しかし、それが今後も続くだろうか。それは分からない。1秒先でも未来を予見で …